石焼き芋の秘密と、おいしく出来る「石焼き芋器」
 
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2004年10月29日、徳島県より取り寄せた「なると金時」でためしてみました!



最近は、落ち葉焚きの光景を見なくなりましたねぇ。落ち葉を焚くと近所迷惑になるので、ゴミとして出すのが普通なのだとか。。。風情が無くなりましたねぇ。   

そういえば子供のころ、この落ち葉焚きの中にお芋を入れて焼いたなぁ・・・・当時はアルミホイルも使わずにそのまま入れたので、外側は真っ黒。でも中はほくほくで、割るとぷふーっというような感じで湯気が立ち、おいしかった〜。
 こういうお芋を食べる機会も少なくなりましたが、お芋を食べたい私たちには 強〜い味方がいます。「いーーしやーーきいもぉーー」。そうです、石焼き芋屋さん!


ほくほくに焼けたお芋!最高ですね。

今日は自宅でなんとか作れないものかと、いろいろやってみました。

 
石焼き芋がおいしいわけ

 石焼き芋って、なんであんなにおいしいのでしょう。ふかし芋と違って、凝縮されたおいしさがありますね。ふっくらしているけど、ねっとりしたような食感、そしてこくのある甘さ・・・・・。そう、ある程度水分を蒸発させつつ、甘さを増進させているようですね。調べてみると、このようなおいしさを作るにはかなりデリケートな仕組みが必要であることが分かりました。おいしさの秘訣は、65度。それは、お芋のでんぷんを麦芽糖に変える「ベータアミラーゼ」という酵素が働く温度なのです。65度近辺の温度(65度から85度といわれている)をいかに保つか、これこそが美味しさを作り出す秘訣だったのです。

 石焼き芋屋さんは、その微妙な温度を、石を使ってたくみに維持していたんですね。


 電子レンジでもできる?

 電子レンジでふかし芋風のお芋を作るのは簡単ですね。私もたまにやっています。 でも、甘さの薄い、なんとも味気ないお芋になってしまうのは、この65度から85度を保つ作業を省略しているからなんでしょう。


電子レンジでもほくほく!!
 ならば、高電圧でチーンしないで、じっくり 加熱すればOKでは?

  さー、実験実験〜ということで、さっそくやってみました。まず普通に「強」で5 分ほど電子レンジをかけ、あたためておいてから「弱」で15分。どんなでしょうね ぇ・・・。
おお、これは大成功です。 水分も抜けた感じで、あの石焼き芋の濃縮された味が、かなり再現されていますよ。

 ちょっと時間がかかりますが、おいしいもののためならば!ですね。みなさん、ぜひやってみてください。これはおすすめです!

ということで、2004年10月29日、徳島県より取り寄せた「なると金時」でためしてみました!



形はちょっとずんぐりむっくり
 焼き芋というと「金時」ですが、その中でも「なると金時」は別格にうまいらしい。そんな噂を確かめたくて、yahooオークションで直販農家の出品を落札。なんと5キロ買ったら3キロおまけがつきましたこの3キロは、「まめとも」掲示板の「書込サンクス」プレゼントに。うまかったのかな?
ところで、この「なると金時」ですが、「海のミネラルを存分に含んだ海砂を使って栽培される」のだとか。上品な甘さの元はこれ=海砂なんですね。知らなかったぁ。。。

しっかりラッピング
 軽くぬらして、ラップでくるみ、電子レンジへ。
最初5分間、1000wの強力レンジで。
続けて、定説にのっとって200wの超低いレンジで7分間加熱しました。
5分間、7分間という時間は、裏付けがあってではなく、そんなものかなぁという感覚。結果は???

熱風が吹き出すので注意!
どんぴしゃ!!
ほっくほくの焼き芋ならぬレンジ芋ができあがりました。
さすがは「なると金時」です。甘いですねぇ。それに色がまさに金色、きれいな色です。
でも、大きな芋なので、半分食べたらおなかがいっぱいに。あとはラップして残しておきました。夕食のサラダに使おうかな。

なると金時、みなさんもぜひお試しください。

「おおいそさんぶ」ってなんだろう?

 さて、石焼き芋に戻りましょう。石焼き芋のおじさんの話を先日テレビでやっていました。
  その中で、おいしさのヒントとして「おおいそさんぶ」というものがあるとのこと。それは、なんだと思います?
 「おおいそさんぶ」・・・実は、玉石のことなんですね。
 
 あの石焼き芋屋さんは、この「おおいそさんぶ」をびっしり敷いた容器にお芋を入れて熱していたのです。
  「おおいそさんぶ」というのは、名前の「おおいそ」の通り、神奈川県は湘南の大磯町で産出する玉石のこと、それは1センチほどの丸い小石です。
 三分(約1センチ)の小石がおいしさの秘密
 
石焼き芋のためには大きくても小さくてもだめで、「三分」の大きさ(1センチほど)の小石こそが、あの「65度から85度」の温度を演出してくれるのだそうです。「おおいそさんぶ」・・・それは石焼き芋屋さんの秘密アイテムなのでした。
(でも、いまはもう大磯町では産出しないそうです。現在の石は、輸入品とのこと)

さー、ヤカンで石焼き芋にチャレンジ!

 「おおいそさんぶ」は園芸店にあると聞いているんですが、残念ながら近くの園芸店では手に入りませんでした。それで、少し小さいけれど、今回はペットショップで売っている小石を使うことにしました。これなら皆さんも手に入りますね。この石をやかんの底に敷いて、熱を加え、熱くなったらお芋を入れて弱火でじっくり焼いてみます。
ただし物がやかんなので、おおきなお芋は当然入りませんね。半分にカットして並べました。

大きさにもよりますが、中程度で1時間ほどでしょうか。ほっくりと焼けたお芋が出てきましたよー。少し水分もでて、表面の萎びた姿 はまさに石焼き芋。

やかんでもできちゃう!!



こんな石焼き芋メーカーを発見

 しばしインターネットを散策していたら、こんな珍しい石焼き芋メーカーを発見しました。その名も「石焼き壷」。


さっそくFAXで申し込みしたら、2日後には到着。実物は、 まさにです。そして、中にはあの「おおいそさんぶ」も添付されていましたよ。
しかし、その後この「石焼き壷」は、インターネットから消えてしまいました。代わりに、以下の焼き芋器をご紹介します。

▼焼き芋器 を売っているオンライン・ショップ一覧

● 生活飾器とねがわ
石焼いも器(石打)(三重県・ばんこ焼)
コンロなどの直火で約20分、あとは余熱で40分ほど!!『あの』石焼いもと同じ、ふっくら・ほっくり・熱々でいい匂いの焼き芋が自宅で簡単に作れます。
●【楽天市場】厨房用品の激安デパート 厨房屋
焼き芋器「いも太くん」(鉄鋳物製)
鋳物製なので、おいしく焼けそうです。でも直接サツマイモを置かず、例の玉石を底に敷いて焼くとさらにおいしそう。


 壺が入っていた箱の印刷

 この石焼き壷を使って焼いてみた結果がこれです。


石を熱しお芋を並べます

焼け具合は串で確認

ふーー、おいしそう!


●ほんとうに石焼き芋屋さんと同じようなものができました。
うーむ、満足〜。 世の中、面白いものがあるんですねぇ。
●ところで、いま思ったのですが(2004年10月29日)、ダッチオーブンで玉石を敷いいて焼けば、きっと
ばっちりなんじゃなかなぁ
・・・・どうでしょう。ダッチオーブンを持っている方、やってみてください。
結果は、メールでお知らせか、まめとも掲示板「どこもの」コーナーへ、お願い。
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