◆石焼き芋がおいしいわけ
石焼き芋って、なんであんなにおいしいのでしょう。ふかし芋と違って、凝縮されたおいしさがありますね。ふっくらしているけど、ねっとりしたような食感、そしてこくのある甘さ・・・・・。そう、ある程度水分を蒸発させつつ、甘さを増進させているようですね。調べてみると、このようなおいしさを作るにはかなりデリケートな仕組みが必要であることが分かりました。おいしさの秘訣は、65度。それは、お芋のでんぷんを麦芽糖に変える「ベータアミラーゼ」という酵素が働く温度なのです。65度近辺の温度(65度から85度といわれている)をいかに保つか、これこそが美味しさを作り出す秘訣だったのです。
石焼き芋屋さんは、その微妙な温度を、石を使ってたくみに維持していたんですね。
◆ 電子レンジでもできる?
電子レンジでふかし芋風のお芋を作るのは簡単ですね。私もたまにやっています。 でも、甘さの薄い、なんとも味気ないお芋になってしまうのは、この65度から85度を保つ作業を省略しているからなんでしょう。

電子レンジでもほくほく!!
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ならば、高電圧でチーンしないで、じっくり
加熱すればOKでは?
さー、実験実験〜ということで、さっそくやってみました。まず普通に「強」で5
分ほど電子レンジをかけ、あたためておいてから「弱」で15分。どんなでしょうね ぇ・・・。
おお、これは大成功です。 水分も抜けた感じで、あの石焼き芋の濃縮された味が、かなり再現されていますよ。 |
ちょっと時間がかかりますが、おいしいもののためならば!ですね。みなさん、ぜひやってみてください。これはおすすめです!
◆ということで、2004年10月29日、徳島県より取り寄せた「なると金時」でためしてみました!

形はちょっとずんぐりむっくり
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焼き芋というと「金時」ですが、その中でも「なると金時」は別格にうまいらしい。そんな噂を確かめたくて、yahooオークションで直販農家の出品を落札。なんと5キロ買ったら3キロおまけがつきましたこの3キロは、「まめとも」掲示板の「書込サンクス」プレゼントに。うまかったのかな?
ところで、この「なると金時」ですが、「海のミネラルを存分に含んだ海砂を使って栽培される」のだとか。上品な甘さの元はこれ=海砂なんですね。知らなかったぁ。。。 |

しっかりラッピング
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軽くぬらして、ラップでくるみ、電子レンジへ。
最初5分間、1000wの強力レンジで。
続けて、定説にのっとって200wの超低いレンジで7分間加熱しました。
5分間、7分間という時間は、裏付けがあってではなく、そんなものかなぁという感覚。結果は??? |

熱風が吹き出すので注意!
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どんぴしゃ!!
ほっくほくの焼き芋ならぬレンジ芋ができあがりました。
さすがは「なると金時」です。甘いですねぇ。それに色がまさに金色、きれいな色です。
でも、大きな芋なので、半分食べたらおなかがいっぱいに。あとはラップして残しておきました。夕食のサラダに使おうかな。
なると金時、みなさんもぜひお試しください。 |
◆「おおいそさんぶ」ってなんだろう?
さて、石焼き芋に戻りましょう。石焼き芋のおじさんの話を先日テレビでやっていました。
その中で、おいしさのヒントとして「おおいそさんぶ」というものがあるとのこと。それは、なんだと思います?
「おおいそさんぶ」・・・実は、玉石のことなんですね。
あの石焼き芋屋さんは、この「おおいそさんぶ」をびっしり敷いた容器にお芋を入れて熱していたのです。
「おおいそさんぶ」というのは、名前の「おおいそ」の通り、神奈川県は湘南の大磯町で産出する玉石のこと、それは1センチほどの丸い小石です。
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三分(約1センチ)の小石がおいしさの秘密
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石焼き芋のためには大きくても小さくてもだめで、「三分」の大きさ(1センチほど)の小石こそが、あの「65度から85度」の温度を演出してくれるのだそうです。「おおいそさんぶ」・・・それは石焼き芋屋さんの秘密アイテムなのでした。
(でも、いまはもう大磯町では産出しないそうです。現在の石は、輸入品とのこと)
◆さー、ヤカンで石焼き芋にチャレンジ!

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「おおいそさんぶ」は園芸店にあると聞いているんですが、残念ながら近くの園芸店では手に入りませんでした。それで、少し小さいけれど、今回はペットショップで売っている小石を使うことにしました。これなら皆さんも手に入りますね。この石をやかんの底に敷いて、熱を加え、熱くなったらお芋を入れて弱火でじっくり焼いてみます。
ただし物がやかんなので、おおきなお芋は当然入りませんね。半分にカットして並べました。
大きさにもよりますが、中程度で1時間ほどでしょうか。ほっくりと焼けたお芋が出てきましたよー。少し水分もでて、表面の萎びた姿 はまさに石焼き芋。
やかんでもできちゃう!!
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