2003/05/27 05:15:00


録りためた思い出のカセットやレコードをCDに焼いてみませんか?
最後は筆まめで仕上げ!


ウオークマンで聴いた懐かしいカセット、まだ持っていませんか?
FMのLIVE放送をエアチェックした貴重なカセット、テレビの音楽番組から録音したカセットなど、
捨てられずに取っている方は多いはず。 そして、押入の中には聴かなくなったレコードがあったり・・・。


カセットテープの山 。段ボールに3つほど・・・

古いレコードも数百枚

CD-Rに焼くとコンパクトですね。
(クリックすると大きな画像が表示されます)


焼いたものはこのように保管
(クリックすると大きな画像が表示されます)
何度も引っ越ししたのに捨てられないアナログの逸品たち。捨てるって、かなりの決意が必要かも いまはなかなか手に入らないオープンテープの山。オークションでも高値で取引が・・・・しかしいまは階段に積み上げてしまって・・・。   レコードジャケットはひとつの文化。大事にしたいイメージですね。CD-Rに焼いても、そのイメージだけは残したい、そんな思いでジャケットを名刺カードに筆まめで印刷しました。

■アナログとデジタル

こうした古い音源はとても貴重です。

あのころ、あの時の音は、録音されたカセットがなければ再現できないのですから。
カセットに録音されている音、それはほとんどがFM放送の音楽番組だったり、深夜放送のDJなど。
そこにはとても懐かしい思い出がいっぱい。
レコードも、切りつめた小遣いの中から出したお金で、苦労して買ったはず。
エイヤ!と捨ててしまうのもいいけれど、それではかわいそう。録音されているいい思い出さえも捨ててしまうようです。
今日は古いカセットやオープンデッキ、レコードなどのアナログ音源を、CDに焼いてみましょう。

オープンテープは特にかさばります。

録音するソースは、カセットでもレコードでも方法はほとんど変わりません。
  デジタル化してCD-Rに焼きコンパクトに。
これは1979年のNHK-FMの音楽番組「ヤング・フォーク・コンサート」の録音をCDに焼いたもの。「ヤング。フォーク・コンサート」というタイトルがいかにもN・H・Kという感じで古めかしい。 (クリックすると大きな画像が表示されます)

カセットテープやオープンテープに残っている音やレコードを「アナログ音源」といいます。
この音をCDに焼くことを「デジタル化」といいます。
アナログ音源をデジタル化するには、いくつかの方法があります。

1、アナログ音源をパソコンで録音ー>パソコンのCD−Rで焼く
  あるいはパソコンのCD-Rで直接焼く

2,アナログ音源をCD−Rデッキで直接焼く

1の方法は、音源ボード付のパソコンとCD−Rドライブが必要です。2の方法は、市販のCD−Rデッキが必要になります。

YAMAHAの家庭向けCD-Rレコーダー(HDD搭載)。
家庭向けのCD-R レコーダーは、「音楽用CD-Rメディア」への録音のみ可能です。これに対して業務用のCD-Rレコーダーは、パソコン用のCD-Rメディアも使用できます。価格はやや高くなりますが、業務用の方が結果としてリーズナブルです。


では、1の方法からやってみましょう。

STEP1  パソコンのチェック(録音可能か)


必要機材
音源ボード付パソコン
ライン接続用コード
CD−RドライブとCD−Rメディア
レコードプレーヤー、カセットテーププレーヤー

まず自分のパソコンが録音可
能かどうか確認してみましょう。

このパソコンでは、真ん中の小さな穴がラインイン端子です。ピンジャック端子ですね。
パソコン背面の音声用端子に「LINE IN端子」があればOKです。
ただし、パソコン付属の音源ボードは、比較的能力が低い場合が多いので、よい音で取り込みたい!という方は、サウンドカードを別途用意された方がいいでしょう。あまり音にこだわらない方は、パソコンのLINE INをそのまま使ってください。
こちらはUSB対応音源の背面。RCA端子になっています。
また、パソコンの「LINE IN端子」は、ピンジャックの場合が多い用です。カセットテープデッキの出力端子の形状(たいていはRCA端子)とパソコンの入力端子の形状に合わせて、ライン接続用ケーブルを用意してください。
録音が可能であることを確認したら、次は録音用のソフトウエアがあるかどうか確認してください。CD−Rドライブを持っている場合は、たいてい添付されているCD−R専用ソフトに録音機能がついています。私が普段使うのは「B's Recorder GOLD5 」というソフトですが、「WIN CDR」など他のソフトでも構いません。ただし、windows標準添付の「サウンドレコーダー」は使わない方がいいです。このソフトは録音途中で停止できないなど問題が多いのです。 もしも、手持ちのソフトに録音機能が無い場合は、オンラインソフトで入手します。 無料のものから数百円ー数千円のシェアウエアまでたくさんのソフトがあります。 以下よりお探しください。



■Vector Windows95/98/Me > 画像&サウンド > 音声 録音・再生
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win95/art/sound/index.html

おすすめは、「ALLREC何でもWAV録音 」「BWave 」などです。


レコードプレーヤーを使う場合は(2003/05/27)

レコードから音源を取り出す場合はレコードプレーヤーが必要です。
このレコードプレーヤーには、フォノイコラーザーを内蔵しているものとしていないものがあります。フォノイコライザーは、弱いレコードの信号を増幅してくれる装置でして、通常のプレーヤーでは搭載されていないことが多いようです。このため、フォノイコライザー付のアンプを通してパソコンへ出力することになります。なお、最近のAVアンプですとフォノイコライザーがついていないケースもありますので、よく確認してください。
また、量販店のAVコーナーでは安いレコードプレーヤーが販売されており、これらはすぐにラジカセやコンポに接続できるようフォノイコライザーが搭載されています。1万円以内という価格で購入できますので、これを購入するのが便利かも。
旧式のフォノイコライザーがついていないレコードプレーヤを持っているけど、アンプがない場合・・・・この場合は、フォノイコライザーを購入する必要があります。安いものでは6000円程度で売られています。量販店のオーディオjコーナーでおたずねください。

■STEP2  録音する

それでは「B's Recorder GOLD5 」での録音手順を説明しましょう。

ちなみに私の機材は以下のようになっています。

「ツール」ー>「ダイレクトカット」を開きます

パソコン:自作ペンティアム4マシン、2.4G
音源:ローランド オーディオキャンバスUA-5
録音ソフト:B's Recorder GOLD5
音声編集ソフト:Cool Edit 2000  
フェードインフェードアウト専用ソフト:MyBestCD

あらかじめ、カセットプレーヤーやレコードプレーヤーとパソコンのLINE INを接続しておきます。録音レベル調整など、事前に済ませておきましょう。

準備ができたら「録音」をクリック
B's Recorder GOLD5 」を起動したら、「ツール」ー>「ダイレクトカット」を開きます。ここで、「WAVEファイルを作成」にします。CD-Rへダイレクトカットする方法もありますが、曲間や無音部分の編集が必要ですので、いったんパソコンのHDDに書き込んで編集したものをCD-Rに焼きます。
オプションの「□ カセット・レコード」にチェックを入れると、曲間自動検出モードになりますが、カセットやレコードからの録音では十分に機能が働きません。チェックを入れず、全曲一度に録音しましょう。
あるいは、1曲終了するごとに、録音を手動で停止させて曲間を作ってください。

準備ができたら、「録音」をクリックし、カセットテープまたはレコードを演奏します。





WAVEとMP3

さてさて、ひとつ説明しなくてはいけない事が・・・・それは、どのようなフォーマットで録音するか・・・です。
忠実に音を拾いたい場合は、WAVE形式で録音します。これは、CDと同等のクオリティで録音できます。もちろんCDと同等と言っても録音するソースが良い音でなくてはなりませんが。録音ソースがFM放送程度であれば、MP3という形式で十分です。これは音のクオリティを余り落とさずに、圧縮して録音できる方式で、WAVEファイルの1/10サイズで済みます。したがって、 80分のCD−Rには800分の録音を入れることができます。どちらの方式にするかは、ソースのクオリティと用途で考えましょう。 一般のラジオ放送のDJ(オールナイトニッポンなど)を録音する場合は、MP3で十分です。

■STEP3  編集する

録音が終了したデータは、編集が必要です。
データは、曲がつながったままですので、これをひとつひとつの曲に切り離し、1曲づつ1つのファイルにしてセーブします。
曲データを編集するソフトはたくさんありますので、先に紹介したベクターなどで入手してください。

私の場合は、海外ソフトのCool Edit 2000(シェアウエア69$)使っています。
操作がすべて英語なので、使いにくいかも知れません。英語が不得意な方は、ベクターなどで日本語ソフトをお探しください。
編集の過程は以下のようになります。ほとんどの編集ソフトでは同じような過程ですので、参考にしてください。

曲間は、窪んだ部分なので、すぐ分かります。
 
右端の曲部分(反転)をカット&ペーストして右の画面を作ります。   実はこの部分は、さらに2つのパートに分かれていました。このファイルを同じようにカット&ペーストで切り離し、それぞれにファイル名をつけてセーブします。

上の画像で気がついたと思いますが、ちょっと失敗だったのは、左右の録音レベルが違っていたこと。 もともとの録音時にレベルが違っていたことが原因ですが、パソコンに録音する際、レベルを合わせられるソフトをお使いでしたら、調整してください。ただし、普通の録音ソフトでは、左右のレベル調整ができないものがありますので、お持ちのソフトを確認してください。

フェードイン・フェードアウトならこのソフト
MyBestCD

音を徐々にボリュームアップするフェードイン、次第に消していくフェードアウト、これらのために特化したソフトがこれ「まい・べすとCD」。大変使いやすく簡単操作なので、必需品になっています。(シェアウェア 1,200円)

■STEP4  CDに焼いて筆まめでラベルを作る

こうしてファイルを分割したら、録音・編集作業は終了です。
CD-R書き込みソフトで、焼いてください。

CD-Rに焼いたら、いよいよ筆まめの登場です。
CD-Rラベルのテンプレートを利用して、CD-Rラベルを作成しましょう。

元のLPレコード
エリントン・フレッシュ・アップ 
77年のリリースなので、もう25年前
真ん中の芯の黄色いラベル部分をスキャナーで取り込み、CDラベルに仕立てます。


LPレコードの、真ん中の部分をスキャンし、それを筆まめのCDラベルテンプレートに貼り付けます。この方法は、 文字の一部が切れる場合もありますが、レコードのイメージを大切に、ということでこのようにしました。 今回は、CDケースを使わず、透明のビニールケースに入れて保管するため、名刺カードにレコードジャケットを印刷しました。CDケースを使う場合は、CDケース用のテンプレートがありますので、そちらをお使いください。 出来上がりが、これ。
結構満足しています。ソースは、デユーク・エリントン亡き後の新生エリントン楽団第一弾レコード。CD販売されていない貴重なもの。これで、聴くたびにレコードを回す手間が無くなりました。

CDケースでの保管もいいのですが、CDだけでも数百枚あって管理が大変です。それにCDケースは以外にかさばりますね。そこで、番号つきの透明ケースに入れて専用の箱で管理しています。まだ実際にはやっていませんが、筆まめに1枚づつ登録して、番号検索でCDを選び出す仕組みがいいかなと思っています。
なにかいいアイデアありましたら、ご紹介ください。


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